新生わたらい茶

おいしいお茶の入れ方
無農薬茶について

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株式会社新生わたらい茶

〒516-2118
三重県度会郡度会町田口153-4
TEL:0596-64-0580
(受付時間:
9:00〜17:00土・日曜定休)
FAX:0596-64-0581
(受付:24時間)
info@wataraicha.co.jp





谷口 裕

産地である度会町は町の真ん中を宮川が流れ川沿いの緩やかな傾斜に茶畑が広がっています。はるか離れた大台ケ原山系を源流とする宮川は水量豊かで清流と呼ぶにふさわしい川です。

  • ここで約30年前から農薬・化学肥料を使わずに堆肥つくりから栽培・生産・製造までを一貫して取り組む生産グループが出来ました。これまで続けてくることが出来たのはお客様のご理解のおかげです。今後も自然環境、動植物の生態系を大切にし、お客様はもちろん作り手も安心・安全なお茶つくりを続けていきます。
  • 現在グループ生産者は102名、栽培面積約46町歩です。荒茶工場を持つ生産者8名が中心となってより良いお茶で、社会・自然への貢献をと日々努力しています。栽培履歴の表示、情報公開も行っています。
  • 普段は無口でも「お茶」を語れば熱くなる!「わたらい茶」にあふれんばかりの愛を注ぎ続ける者ばかりです。また機会があればお客様には一度産地へ足を運んでいただきご自身で私たちの取組みを確かめてもらえれば幸いと思います。

今後もグループとして一層の努力を重ね皆様の健康、心身共に豊かな暮らしのお役に立ちたいと思います。








中村 武司

中村 武司

茶園所在地 三重県度会郡度会町
プロフィール 昭和5年生まれ
有機栽培を始めたきっかけ 

昭和50年当時農薬や化学肥料による地下水の汚染が話題になった。自宅で井戸水を使用しており、風呂の水が段々ぬるぬるしてくるのが判った。調べてみると化学肥料の硫安(硫酸アンモニウムで窒素肥料)が原因と判明。当然農薬の混入も心配された為、仲間の誘いもあって思い切って有機栽培に切り替えた。

栽培暦 昭和50年以来一切の農薬と化学肥料は使用していない。また、自給自足の米や野菜も一切の化学肥料や農薬は使用していない。

品種 ヤブキタが中心で2町歩

有機栽培に切り替えた当初 農薬を使用しないため害虫や病気、特にウンカ(害虫)の被害がひどくこれは当初から現在に至る迄続いており、2番茶のほとんどが収穫できない状態。

趣味 

鮎捕り。この地域は宮川という全国の一級河川で何度も水質1位になった川が流れており川の幸も格別。秋には丸々と太って卵を持った産卵のために川を下る落ち鮎がたくさん泳いでいる。天然の鮎は自然の恵みに感謝できる楽しみ。

自己アピール 

現在この地域はお茶も後継者不足に悩んでいる。化学肥料や農薬を一切使用しない農法は自分の健康や消費者の健康の為の生きがいとして続けているが、消費者の側では相変わらず農薬や化学肥料を使用した健康に害が有る農産物を選ぶ人も多く、また日本は年々自給率が低下しており輸入農産物が花盛り。お茶も含む食品は私たちの健康に直結している。有機栽培の農産物の生産は大変苦労の多い農業であるがその割に努力の評価がまだまだ小さい感じがする。もっと消費者が理解をしてくれる社会が来ると農業も有望な産業になると思う。

この地域は他と比べ他の作物も農薬の散布が少なく自然も豊か。是非茶園に遊びにきて自然を満喫して欲しい。





北村 元

北村 元

度会町 1.4町歩(141a)他 生産者8名
■昭和12年生まれ 二代目
有機栽培歴 昭和50年から ヤブキタ、狭山香、在来種
有機栽培のきっかけ 

農薬や化学肥料の弊害を直接受けたわけではないが、地域生産者が農薬や化学肥料からの脱却を図るというので誘われて始めた。

有機栽培に切り替えて 害虫の駆除や雑草の除去などそれまでより格段に労力がかかるようになり苦労した。チャドクガにかぶれて体ヒリヒリして寝やれんこともあったな。

現在の状況 せっかく有機栽培を続けてきたので今更農薬に頼る栽培をする気は無いが現在の状況では農薬に頼って生産されたお茶と値段に差が無いことに多少の不満を感じている。害虫被害は虫の発生量が毎年違うので一概に言えないものの二番茶の被害は多く、生産量の減少は避けられない。

趣味 

鮎捕り。特に秋口は落ち鮎がたくさん捕れる。秋番茶の収穫時期と重なるが、お茶は逃げないけど鮎は逃げるので鮎取りを優先するほど好き。

自己アピール 

安全、安心を念頭に、有機栽培を始めた当初から有機肥料つくりに相当な苦労を重ねてきた。

堆肥つくりはたいへんだ。臭いや雨での流出などここに至るまでの苦労を多くの人にわかってもらい有機栽培の農産物に対する価値を理解してもらいたい。

鶏糞おくんない。業者の人からは“好きなだけもって行ってくれ”笑われた。後で聞いた話だが、3回と続けたきた人は無かったという。まったく変わりもんとおもたやろな。古いダンプで帰り道ふたあいてこぼして警察からTELあったりして、道路掃除しにいったりしたなー。今はシャベルカーで切り返しするけど、当初スコップで手作業やった。苦労話は話しとったら一週間でもたりへんわー。





坂本 和昭

坂本 和昭

度会町 昭和38年生まれ。 三代目
茶園 4町歩 主にヤブキタと狭山香
有機栽培歴 昭和50年から、井戸水の汚染が気になっていた。当時は農薬も化学肥料も多用していたので生活に直接の影響が出ていた。地域生産者で有機栽培を始める話が盛り上がり、賛同して以来有機栽培を続けている。

有機栽培展開当初 害虫、特にカイガラムシの被害で大きな痛手を受けた。現在では天敵のてんとう虫が増え被害は軽くなった。茶工場の事務所など冬場は越冬するてんとう虫がびっしり住んでいる。

現在 消費者の方々とのふれあいの中で有機栽培の意義を再確認することも多く、有機栽培に切り替えたことが良かったと実感できる。

趣味 昔から野球が好きでやっていたが今では少年野球のコーチをすることが趣味になっている。

自己アピール 

自分たちは食の安全と環境保全の両面から有機栽培にこだわっている。常に情報公開の気持ちは強く持っているので、どんなことでも問合せて欲しいし直接気軽に遊びに来て欲しい。

消費者への一言 

農作物の生産はある意味孤独との戦いという面がある。消費者の方たちとのふれあいで実感したことは直接、間接の応援がうれしい。皆さんの声を届けて欲しい。

※彼は誠実な青年である。消費者からはかずちゃんの愛称で親しみ深い。お茶つくりは情熱的でに前向きであり、これからも選りよいお茶の生産を期待している。





中谷 稔

中谷 稔

度会町 二代目 1.6町歩
昭和30年生まれ
有機栽培歴 平成二年から
品種 ヤブキタ、狭山香、在来種、ヤマカイ,クラサワ、オクミドリ、オクユタカ、イナグチ。
有機栽培のきっかけ 

当時は勤めていた為、農薬の害を自分で認識するまでには至らなかった。父親が有機栽培のグループに誘われたことがきっかけとなり、その後は農薬も化学肥料も使用していない。

有機栽培を始めた当時 害虫被害の為、年々収穫量が減少しつつある。遠くから見ると判りにくいが茶園に入ると茶の葉が少ないと感じる。害虫の被害を農薬で簡単に解消できないので農作業はきつい。また、チャドクガが発生すると肌荒れがひどく、茶園に行くのが嫌になる。

趣味 

木工。日曜大工的に机やテーブル、車庫などを作る。庭を見るのが好きで、将来は庭作りにチャレンジしたい。

自己アピール 

現在は農家といえどもお茶以外では家の庭先で両親が野菜を少し作っているに過ぎないので有機栽培で自給自足の生活をしたい。安全安心は本当に重要。

消費者への一言 

直接口に入るものは特に安全であることが重要。栽培する自分たちが認識しても消費者の方たちがまだまだ無関心な人が多いように感じる。消費者の再認識が必要だと思う。

※わたらい茶生産グループの会長である。先代の意思を受け継ぎ有機栽培への思いは強い。有機栽培を広めようと地域生産者への呼びかけを行うなどの活動にも熱心だ。







岡野 隆彦

岡野 隆彦

度会町 2代目 昭和18年生まれ 
1町歩 ヤブキタ、在来
有機栽培歴 昭和50年から
有機栽培のきっかけ 

以前から農薬を散布すると心臓が苦しくなり、当初は持病だと思っていた。そんな中、農薬散布後、妻が突然意識不明になり救急車で運ばれた。大事には至らなかったが検査の結果、急性の農薬中毒であることが判明した。以後、徐々に農薬を控えていたが有機栽培グループの誘いがあって有機栽培に切り替えた。

有機栽培展開当初〜除草に大変な労力が掛り、また害虫被害で収量がかなり下がった。これは今もって同じであるが自分の心臓もその後異常が無くなり、健康のために良かったと思っている。※農薬による死者。数千人/年

趣味 

植木の選定と魚釣り。
茶の産地には美しい川が流れている。宮川は何度も水質調査全国1位になっている。自然を守るのも農業者としての役割のひとつである。

自己アピール 

この地域は自然とそこに流れる水に恵まれて、お茶の栽培に適している。農薬の怖さは夫婦で体験しており消費者の立場を考えると有機栽培は本当に重要だという認識をもっている。栽培に関しては自分の健康はもちろんであるが、常に消費者のことを頭に描いている。

消費者に一言 

お茶は洗わずに口にするので、有機栽培のお茶を指定して飲んで欲しい。自分たちのお茶は全て無農薬栽培だから安心して飲んで欲しい。

※彼とは同級生で、慣行栽培から有機栽培に切り替えて、元気で生き生きとした姿は友として喜びである。今後は若手生産者の栽培及び茶製造の育成に務めがんばってほしい。







池口 暁生

池口 暁生

茶園所在地 多気郡大台町 
プロフィール 昭和21年生まれ 二十歳からお茶栽培をする二代目
有機栽培暦 1990年から

栽培品種 在来種、ヤブキタ、狭山香

有機栽培(無農薬栽培)のきっかけ 

それまで慣行農法で農薬を散布していたが散布により体調の不良を感じた。奥さんの病気(農薬中毒ではなく)がきっかけで無農薬の栽培を始めた。

栽培当初 これまで農薬に頼る栽培をしていたので、急に止めると害虫や病気でかなりの被害を受けた。お茶の木がそれに打ち勝つまでには4〜5年辛抱の期間を経験した。現在は安定して生産が出来るようになったがやはり自然の前に時には被害をかなり受けた。

現在の茶園 比較的新しく植えたヤブキタ、狭山香の茶園は自慢で、是非消費者の皆さんに見学にきて欲しいくらい綺麗な状態。無農薬なので是非触れ合ってストレス解消してもらいたい。

趣味 

日本一の清流宮川の流域に位置していて自然が素晴らしい。天然の鮎もたくさん遡上してくるので夏になると鮎を捕る事を楽しみにしている。冬場は主に読書、漫画も含む。特に漫画は徳川家康や三国志などの時代物が好き。

自己アピール 

生まれ育った自然豊かなこの地域が好き。また小さいときからお茶栽培の環境で育ってきたのでお茶に対する思い入れは人一倍だと思う。お茶栽培に対してもよりよいお茶を消費者の皆さんに届けたいし、安全なお茶で喜んでもらいたい。

消費者に一言 

若い世代の人は手軽さを求めてペットボトルや缶飲料を求める傾向が強くなっている。現在、複雑な社会のストレスで癌になる人が日本人の4人に一人といわれている。緑茶はかねてより癌の抑制作用が認められており、お茶の消費の低下と共に癌に掛かる人が増えたような気がします。せっかくの効果も農薬を散布したお茶では安心して呑むことも出来ないが自分たちは完全に無農薬で栽培しているので安心して、また自分でひと手間かけてお茶をもっと飲んで欲しい。

※彼は茶業界では、仕上げの達人と称されている。

蒸したお茶は揉みの工程を経て仕上げ行程の“精揉”で完成する。いちばん微妙な技術が必要な工程で、茶のいのちが決まる。品評会の茶ともなると、ことさら神経を使う。それをほとんどひとりで受け持つのが、彼である。